最高のシャンプーで、最高の洗い方をマスターした、あなた。
お風呂上がり、濡れた髪をタオルでワシワシ、ゴシゴシと拭いて、すぐに一番強い温風で、一気に乾かそうとしていませんか?
もし、一つでも当てはまったなら…
大変残念ながら、せっかくのシャンプーの効果と、あなたの髪の艶を、ご自身の手で削り取ってしまっているかもしれません。
こんにちは!
東京都目黒区祐天寺、ための艶髪ヘアデザイン「COLORS TOKYO」のYOSHIKIです。
濡れた髪は、キューティクルという「鎧」が開いた、最も繊細で、無防備な状態です。
プロの世界では、この時間を「髪を乾かす作業」とは考えません。開いたキューティクルを、いかに優しく、そして美しく「閉じてあげるか」という、最も重要な「艶の仕上げ工程」だと考えています。
この記事で、あなたのドライヤーの常識は、180度変わります。
まずは、ここから。あなたの艶を奪う「NGタオルドライ」
シャンプー後の最初の関門。それはタオルドライです。
濡れた髪同士を、タオルでゴシゴシと擦り合わせる行為。これは、例えるなら、濡れてふやけた和紙を、やすりで削っているのと同じくらい、無謀で、危険な行為です。
キューティクルはボロボロに剥がれ、全ての艶が失われてしまいます。
【正解のタオルドライ】
タオルで髪を優しく「挟み込み」、ポン、ポン、と優しく叩くように水分を吸い取ります。頭皮は、指の腹で優しくマッサージするように拭きましょう。「擦る」のではなく「吸わせる」これが鉄則です。
艶髪は「風の向き」で決まる。ドライヤーの黄金ルール3選
黄金ルール1:【根元から乾かす】毛先は、神様のように扱え
ドライヤーの風を、いきなり毛先に当てていませんか?
一番乾きにくく、クセが出やすいのは「根元」です。そして、一番ダメージを受けやすい、か弱い存在が「毛先」です。
まず、髪全体をかき分けながら、頭皮と根元を中心に、全体の8割ほどを乾かしてしまいましょう。か弱い毛先は、その時に当たる優しい風だけで、自然と乾いていきます。
黄金ルール2:【風は上から下へ】キューティクルを閉じる、唯一の方向
これが、プロと素人の、最も決定的な違いです。
髪のキューティクルは、根元から毛先に向かって、魚のウロコのように重なっています。
ドライヤーの風を、必ず、斜め上から、毛先に向かって当てること。
この風の向きが、開いたウロコ(キューティクル)を、綺麗に閉じ、整えてくれるのです。
逆に、下から煽るように風を当てると、ウロコは逆立ち、ボサボサの髪になります。
黄金ルール3:【最後は冷風】艶を”形状記憶”させる、魔法の10秒
「もう乾いたな」と思ったら、終わりではありません。
最後に、ドライヤーを「冷風」に切り替え、髪全体に、上から下へと風を当ててください。
温風で柔らかく整えられたキューティクルは、冷風でキュッと引き締まり、そのツルツルの状態が「形状記憶」されるのです。このわずか10秒のひと手間が、翌朝のまとまりと、日中の艶を、劇的に変えてくれます。
まとめ:ドライヤーは、髪を乾かす機械ではない。艶を創り出す「魔法の杖」です
いかがでしたでしょうか。
タオルで優しく吸い取り、根元から、上から下へ乾かし、最後は冷風で締める。
この儀式をマスターした時、あなたのドライヤーは、ただの家電から、あなたの髪に生命と艶を吹き込む「魔法の杖」へと変わります。
サロンで作った最高の状態を、ご自身の魔法で、毎日再現する。
その喜びを、ぜひ、今夜から体感してみてください。
大丈夫、あなたなら、必ずできます!

✂️この記事を書いたのは…
東京都目黒区祐天寺でカラー特化サロンを経営している
COLORS TOKYO 代表 YOSHIKIです。
現在マンツーマン施術で年間約2000名ヘアカラーを担当
ノンジアミンのお客様も年間役200名ほど担当しています。
髪や頭皮に優しい施術を大切にし、お客様一人ひとりのお悩みに寄り添った提案を心がけています。
あなたの髪質と悩みに真剣に向き合い、最高の艶髪をご提案します。
今後も「安心・安全な美容情報」を発信していきますので、ブログのブックマーク・SNSのフォローもよろしくお願いいたします!
📲ご予約はこちらから
☎️ 03−5773−4060
※「ブログを見た」とお電話でお伝えいただけるとスムーズです♪
 

コメント